自分と闘っていた私の身にふりかかったこと

私は自分に課題を課すことが好きでした。
もっとわかりやすく言うと
他人と競争するのではなく、自分と競争するのが好きなタイプなのです。

誰かに勝つことは、興味がなく
自分に勝つことが充実感につながっていました。

何が起きてもそれは、自分のせい。

だから自分がどうするか
そんな感じで生きてきました。

 

ですが、ある時に気づいたのです。

それは私の問題
それはあなたの問題

というふうにきちんと問題のすみわけをすることが大事で
私がどうにかできることではない

ということに気づいたのです。

ちょっと話がそれました。
問題のすみわけの話はまた別の機会にしますね。
話を元に戻します。

自分と闘うということを続けていたら
何が起きたかというと
強制終了しました。

私は楽器が好きで吹奏楽部に在籍していました。
いわゆる運動部ではなく文化部です。

にもかかわらず、マラソン大会では、上位に入っていました。
短距離は苦手なんです。
マラソンって誰と闘うのでもなく自分との闘いなので
そういうのが私の性分に合っているのだと思います。

大学時代は、サイクリング同好会に入り
峠越えをしていました。
山に向かって自転車をこいで登るのですから途中で自転車を降りたら
自転車を押して歩くしかありません。

私にとって自転車を降りることは、自分に負けることになるので
一度も降りることはしませんでした。

それくらい闘うのが好きだったわけです(汗)

ですから、40歳になってハーフマラソンを走ったりしていました。
ホノルルマラソンにもチャレンジしてみたい!と思って。

休日に走りに行くと、タイムを測ります。
今日は何キロを何分で走ろう
走り終えたらご飯の支度があるから、今日は何分で帰ってこよう
という感じです。

タイムに目が向いていたのです。

そして、どうなったか。

自分の体を労わることなく
優しくすることもなく
カラダが悲鳴を上げていることにも耳を傾けず
自分のカラダと闘っていたので
脚が動かなくなり
車椅子生活になったのです・・・。

 

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