痛みがある時の「安静」とは。
体のどこかが痛くなると、
「しばらくじっとしていた方がいいかな…」
そんなふうに思いますよね。
私も昔、椎間板ヘルニアで
腰が痛かった頃は、立ったり座ったりするだけでもつらくて
動かないようにしていました。
とはいえ、仕事や食事作り、洗濯などの
家事はやらざるを得ませんね。
病院へ行くと、
「痛みが治まるまでは安静にしておきましょう。」
そう言われることがあります。
その言葉を聞くと、
「できるだけ動かずにじっとしていよう」と
受け取る方も多いのではないでしょうか。
でも、「安静」という言葉には、
もう一つ大切な意味があります。
安静とは、安心して静かに過ごすこと
だと思っています。
ところが実際には、
「本当に治るのかな。」
「この痛みはいつまで続くんだろう。」
そんな不安を抱えながら過ごしていることも少なくありません。
体は休んでいても、
心はずっと緊張したまま。
これでは、体と心がちぐはぐな状態になってしまいます。
私たちの体には、
本来、自分で回復しようとする力があります。
だからこそ、その力を信じて、
安心して体を休ませてあげることが大切なのです。
もちろん、不安になる気持ちを無理に消す必要はありません。
「不安なんだね。」
そうやって自分の気持ちも受け止めながら、
少しでも安心できる時間を増やしましょう。
体は、本来、自分で回復しようとする力を持っています。
その力を引き出すために大切なのは、
頑張ることではなく、安心してゆるめること。
痛みがあると、どうしても体だけに意識が向きますが、
心が安心することが、回復への大切な一歩なのだと思います。
